水上神社(水上神社) 御祭神歴史本殿-大田市指定文化財-宝暦館 石見銀山と西田地区ヨズクハデ交通アクセス
水上神社社殿

水上神社本殿水上神社(みずかみじんじゃ)は、島根県大田市温泉津町西田(ゆのつちょうにした)に位置し、銀山街道を見下ろす水上山の麓に鎮座する神社です。その由緒は古く、『延喜式』、神名帳にもその名前が見られます。御祭神は上津綿津美神(うわつわたつみのかみ)・上筒男神(うわつつのおのかみ)の二柱の海神で、古来より地域の氏子や有力者の信仰を集めてきました。かつては、銀山街道を往来する人々も、遠くにそびえる社殿を伏し拝んだと言われています。現在は、西田ヨズクハデの伝承と関係深い神社としても知られています。平成の御造営に際し、本殿の柱から建築年を示す墨書が発見され、調査の結果、宝暦11(1761)年の建築であることが明らかとなり、平成25(2013)年12月に本殿が大田市有形文化財に指定されました。

社殿内部
水上神社
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